第3回 書き初め展 受賞者

大賞


準大賞


JAL賞


ヤマト運輸賞


毎日新聞社賞


Lighthouse賞


アースラウンダー賞


特選


秀作


佳作


入選




審査所感

Yoshi Fujii

審査委員長 藤井良泰(毎日書道展漢字部審査会員、明藤書道会会長)

日頃の練習が垣間見られる闘志みなぎる秀逸な作品から、この機会に出品しようと久しぶりに筆を持ったであろう笑顔溢れる書き初め作品まで、出品者それぞれの顔が作品として一堂に並んだ中での審査は楽しいひとときでした。そこには日本古来の新年にまつわる様々な言葉がありました。そんな中、今回の特別賞受賞作品はどれも優劣つけがたく、時間をかけて何度も再審査し決定しました。大賞を受賞した鷹松君の作品は美しい線質の中にも躍動する若き力が表現されていました。また見事な筆さばきの千葉君の作品は審査員全員が見入ってしまいました。そして戸倉さん、鴨井さんの作品に見える丁寧な筆遣いには楚々たる日本の美を感じました。自信をもってお披露目できる美しい立派な作品たちです。パンデミックの中、ここアメリカにおいて【筆】を出来るだけ多くの方に持って楽しんでもらおうと始めたこの書き初め展もおかげさまで今回3回目を迎えました。この地で正月二日の【書き初め】が少しでも定着してくれることを願って止みません。