76回毎日書道展

第76回毎日書道展入選入賞者一覧
USA明藤書道会
代表・藤井良泰
漢字一類
岩橋 千秋【秀作賞】
Verba 柳元【佳作賞】
三浦 匠吾【佳作賞】
荒木 美沙子(会友)
Kornhauser 経子(会友)
小野 朋子(会友)
高橋 正弘(会友)
マザ 洋子(会友)
紙本 聖子(会友)
Tayui 南枝(会友)
田結 宗也(会友)
スタインメッツ 眞由美
Keleher 加央里
福岡 莉央
Ross 虎心
渡辺 岳
斉藤 理恵
フリスク 美山
ジョンソン 知亜紀
サンチョ 光風
ハシモト 弘
力武 千尋
井手上 利佳
青木 里恵
ウォルシュ節子
漢字二類
Verba 柳元(会友公募)
スタインメッツ 眞由美
Ross 虎心
大字書
岩井 美芳
U23 一類
洪 璃雅【新鋭賞】
鷹松 昂暉【奨励賞】
Wong 忠義
Tayui 渚苑
ムニョス 飛雄吾
公野 珠月
山地 史乃
伊藤 光紀
福岡 憐
川本 凛緒
千葉 浩太郎
平手 晶
役員出品
審査会員
藤井良泰
漢字部会員
藤井直子、岡野伊予子、中島智子、松野大輔
受賞者の言葉
「吉報です。出品作品が秀作賞を受賞しました。おめでとうございます。」と、東京にいらっしゃった藤井先生からご連絡をいただいた時、一瞬夢かと思いました。そして嬉しさと同時に安堵の気持ちがこみあげ、思わずほろっときたのを覚えています。というのも、子供達三人との国内旅行を夏に予定しており、「みんなで一緒に入選作品を鑑賞できたら」との思いから、例年より多くの時間をかけて制作した作品だったからです。
今回の作品制作に要した期間は11週間、計80時間余り。特に苦労したのは、2行目の「蹄」の字がどうしても大きくなってしまう点と、3行目の文字数が多くてバランスを取るのが難しかった点。最終的に、パッチワークのように数枚のお手本を切り貼りして作った、ぼろぼろのお手本を使っていました。作品とお手本を床に並べ、椅子の上に立って真上から撮影したものを先生にお送りし、添削していただいたこともありました。紙も三反ついやしましたが、まさに渾身の一枚を仕上げることができたと感じています。
7月20日東京で開催された表彰式に、1,500人余りの出席者とともに参加することができたことは、一生の思い出です。30年のブランクを経て、コロナ禍に書道を始めた当初は、このような場に立つ自分の姿など想像もしていませんでした。ライブ配信で見守ってくれていた直子先生や家族には、感謝の気持ちでいっぱいです。教室の仲間たちからもたくさんのお祝いと労いの言葉をいただきました。そして何より、高校時代の書道部の顧問である御年92歳の米倉先生が、まるでご自身のことのように喜んでくださったことが一番嬉しかったです。
辛抱強くご指導くださった藤井先生ご夫妻に心から感謝しつつ、これからも真摯な気持ちで書道に向き合っていきたいと思います。

新鋭賞(U23漢字Ⅰ類) 洪璃雅
毎日書道展にて新鋭賞を受賞させていただきました。それまでの道のりは時間を見つけては練習を重ねておりました。最初は思うように筆が動かず、先生に何度も注意を頂戴しましたが、諦めずに一文字一文字を心を込めて書くことを意識しました。練習を続け、納得がいくまで何度も書き直した結果、先生のご指導ご鞭撻の支えもあり新鋭賞を受賞することができました。受賞にあたり大きな達成感を得ましたが、それに満足せず、今はさらに上の「毎日賞」を目指して努力を続けています。
