第2回 書き初め展 受賞者

大賞


準大賞


JAL賞


ヤマト運輸賞


毎日新聞社賞


Lighthouse賞


アースラウンダー賞


特選


準特選


入選


遅着


規定外



選者の言葉

藤井良泰(審査委員長)

賞が欲しいわけでも狙っているわけでもなく、ただ「書き初め」を楽しんで書いたであろう幼年作品に目が留まった。今しか書けないおおらかな字。見るだけで笑顔になる「書」は貴重である。そして日頃の稽古の成果をここぞとばかりに発揮した高学年の作品においては、品格さえもうかがえる秀作が多く、日本を飛び出した書道文化の未来に光を見たような気がした。

藤井直子(審査副委員長)

吉筆とも呼ぶ書き初めは日本の大切な新年行事。気持ちを新たに真白き紙に向かい筆を執り、背筋の伸びた様子がうかがえます。清々しく、大らかで、明るい希望に満ちた作品。それぞれ繊細で、強く美しい筆勢に、応募者のこの1年が輝かしいものになると感じさせられました。

岡野伊予子(審査員)

「書き初め」らしく、元気でエネルギーあふれる作品が多く見受けられました。審査では起筆やはらい、とめなどの基本をきちんと学んだ作品や字の美しさを感じられる作品に票が集まったように思います。お稽古を重ねた第1部、第2部の作品は、それぞれが秀逸で甲乙つけ難い審査でした。出品作品からたくさんのエネルギーをいただいて心地よい思いで審査会を終えました。

面川リサ(審査員/ライトハウスシアトル支局長)

今年も貴重な機会に参加させていただき感謝しています。初回よりも参加者が増え、他州からの参加も増えたことに喜び、作品から感じられる子どもたちの真摯な姿勢、文字や言葉に込められた願いに感動しました。これからも、この催しが楽しみながら書や日本の文化に触れられる機会になればと願っています。